小説投稿サイトのすすめ 投稿するならココ! 目的別

 

小説投稿サイトは数多にありますが、結局、どこを使えばいいのか?

悩んでいるうちに、次から次に登録して無差別投稿を繰り返す、そこのアナタ!

 

同感!

詰まるところ、全部に投稿しておけば良い! 

ってなローラー作戦も全然ありですが、何事も目的プロセスが必要です。

どこをどう利用して最適化していくのが得策なのか、考えてみます。

 

目的別にいきます。

 

とにかく、書籍化したい!

 

小説家になろう

コチラ → https://syosetu.com/

月間検索ボリューム 約270万

 

はい、一択です。

他は不要です。

 

一択です!

 

理由は一つ。

圧倒的な読者数。

 

数字で見て行きます。某キーワード検索からボリュームを見てみます。

(月間で何人がこのワードで検索しているか? ってこと)

 

月間検索ボリューム 約270万

 

はい、ぶっちぎりです。他を寄せ付けません。

ぶっちぎりです。

他のサイトも後で掲載しますが、軽く10倍

因みに

「小説」の月間検索ボリューム  25万 

 

は? って思うはずです。

「小説」と検索する人よりも「小説家になろう」で検索する人が軽く10倍なのです。

 

ですが、このサイトを嫌う書き手さんは非常に多いです。

理由が、

「異世界転生」「悪役令嬢」以外はお断り! だから。

 

今実験しているので、まだどこかでまとめてデータ発表します。

一目で分かるくらい、これしか読まれません

しかも、異世界も悪役令嬢も、決まった形式があります。

ここから外れると、一切読まれません。

 

「小説家たるもの、我が感性を爆発させてこそ価値がある」

って方は、このサイトでは不適合です。

 

市場要求とはそういうもので、市場が広くなればなるほど、自由は減ります。

市場側が強くなってしまうので、いち作家のエゴは即座に除外されるのです。

 

という事で、プライドをかなぐり捨て、「書籍化」だけに特化しなければ読まれません

これができるなら、「小説家になろう」一択。

なにがなんでも小説家になるんや! というのであれば、プライドは捨てましょう。それが最短の書籍化への道です。

 

 

カクヨム

コチラ → https://kakuyomu.jp/

月間検索ボリューム 約67万

 

角川書店(現KADOKAWA)主催の小説サイトです。

大手出版社のサイトということもあり、検索ボリュームは多いです。(それでも「なろう」の1/4)

が、ココはオススメできないです。

如何せん、全然読まれません

 

え? 本当に? ってくらい、読まれません

 

ですが、ライトノベル最大手出版社ということもあり、コンテストが非常に多く、どうしても角川ブランドに入りたいんや! って方は、まぁ、ここでやるしかないです。

というか、コンテスト応募サイトみたいに感じました。

 

 

NOVEL DAYS

コチラ → https://novel.daysneo.com/

月間検索ボリューム 不明

 

ごめんなさい。謎でした。

検索ボリューム不明、というのは、少なすぎて計測不可です。

因みに、このサイトは天下の講談社様主催です。

 

サイトの方向性の問題でしょうが、「一般文芸」に寄っています。

他サイトは「なろう」の影響もあって、ほぼラノベ調。

ですが、こちらは一般文芸

異世界や悪役令嬢はほぼ無いですが、それが客寄せになっていない気がします。

 

まぁ、ほぼ使わなかったので不明です。

 

 

アルファポリス(★オススメ

コチラ → https://www.alphapolis.co.jp/

月間検索ボリューム 100万

 

個人的オススメ枠です。今、このブログサイトも登録中(笑)

いやー、ここの経営者さん、賢い! 超賢い!

かなり先進的なことやってます。

実は、このサイトはつい最近使い始めました。

正直、この記事を書く為だけに始めました!

 

でも、斬新!

 

斬新ポイント①

ポイント制で、一定ポイント到達で書籍化(を検討)

 

アルファポリスと言えばコレ! という機能です。

要はイイネ! 1万集まったら書籍化ね! って感じ。

まぁ「書籍化 検討」なんですが、釣り針としては魅力的ですね

 

斬新ポイント②

他サイトで掲載している作品をリンクさせ、ポイントになる。

ここ、シビレました。

所謂ランキングサイトで、こうしたブログサイトやら、他の小説サイトのリンクのみで掲載可能。

凄いことやってますね。マジで。

 

というのも、小説サイトで重要なのは「作品数」というリソースなんです。人材が何より必要。

悪い言い方をしますが、作品を他サイトから横取りする方法です。

小説サイトに投稿している人の大半は、「小説家になろう」へ掲載しています。ないし、他サイトに掲載しており、重複は当たり前。

でも、ここ以外のサイトでは暗黙の了解で「重複可」にしているだけです。

 

しかし、ここは積極的に許諾し、メインページでランキングにまでしています。

(私みたいに)自身のサイトで投稿している人からすれば、宣伝してくれる場所が自動的に増えるんです。WIN

で、取られたサイトとしても、あくまでリンクしているだけで、読むのはそのサイトです。

つまり、サイトへの誘導を、他者(アルファポリス)がやってくれるんです。WIN

アルファポリスはリソースが増えます。WIN

 

全員WIN。

 

超賢い!

こうした仕組みそのものを作ろうとする動きが随所に見えて、非常に好感が持てました

この企画して良かったー、って感じです。ここを知れて良かったです。

伸びてる会社は違いますね。

ってな事で、しばらく使い続けます。

検索ボリュームも業界2位ですし

 

 

オンライン推敲(コミュニティ系)

 

エブリスタ 

コチラ → https://estar.jp/

月間検索ボリューム 37万

 

DeNAさんとNTTドコモさん主催のサイトです。

かなり長く使ってます。が、ほぼ作品出していません(笑)

ここら辺りから、「目的」が変わります。

 

オンライン推敲!

 

つまり、他者から意見をもらい、推敲に役立てて行くというもの。

他者からの意見って、物凄く大切。

特に、創作は独りよがりに陥りやすいので、他者の意見は必須です。

そういう意味では、エブリスタが最適。

 

まず、コミュニティ機能が充実していて仲間探しが非常に簡単です。

(上述サイトには、コミュニティ機能がほぼありません)

そして、ミニコンテストが非常に多い

毎月「8000字以内コンテスト」が開催されていて、これがすごーく良い訓練になります。

この「8000字コンテスト」で出した原案を広げて、長編にした人も多いでしょう。

ちゃんと賞金も出ますし、入賞も発表され、書籍掲載の可能性もありますので、只漠然と短編を書くよりも力が入ります

 

観られる意識を養う、ってことです。ココ、超重要!

 

力を付ける為の要素は、エブリスタが一番良い機能を持っていると思います。

ほぼSNSです。そのように活用しましょう。

 

只、そうなった理由もあります。

女性主体。

 

BL満載です。

恋愛満載です。

読者、ほぼ女性です。

 

異世界とか悪役令嬢をやるような雰囲気ではないです。

逆に、それが嫌だったんだ! って人の隠れ家にはなっています。

 

まぁ、創作仲間を集めたい! って人にはおススメします

一人でもくもくやっていても続かないですし、交流の中で生まれる感覚もありますから。

 

 

 

ノベルアップ+

コチラ → https://novelup.plus/

月間検索ボリューム 2万

 

こちらは、ホビージャパンさん主催の小説サイトです。

ホビージャパンさんと言えば、マニアックなガンプラ雑誌や、エアガン特集などを出版されています。

あと、ボードゲームでは日本最大手です。(あのドミニオンの販売元です)

このどれもが、大好きなので、好きなサイトです。

何より良いところは、運営サイドの熱意。

「こういう時代から、仕方なくサイトやってんだよな」的な、大手会社のサイトに比べ、熱意がむんむんに溢れています。

このサイトで起死回生狙ったるんや!

という勢いがあって、凄く好感が持てます。

こういう運営側の熱意は、かなり大切です。

 

只、検索ボリュームがな……。

 

この辺りがネックになってくるかもしれません。

 

 

一先ず、こんなところです。

他にも幾つもありますが、大体同じことしか言えないので割愛します。

 

あぁ、これだけ書きますね。

 

PIXIV

コチラ → https://www.pixiv.net/

月間検索ボリューム 740万

 

ん? なんだと? 「小説家になろう」の倍以上じゃないか!

って感じでしょうが、いいえ違います。

「PIXIV 小説」にすると……。

月間検索ボリューム 7万

 

ってこと。あそこはあくまで「イラスト」サイトなので、それ目的の読者がほぼ全て。

試しに幾つか投稿しましたが、挙動は検索ボリューム7万に頷ける挙動です。

後、めっちゃ使いづらいです

使いやすくするには課金が必要です。

庭の違うお宅に課金してまで入り込みたいかは、貴方次第。

というか、別の目的を持った方がいいですね。

 

 

余談 読者を増やす為にやるべきこと

さて、ここからは「読者を増やす為にやるべきこと」に少し触れます。

ガッツリ触れるのは、またいつか。

 

 「読みます企画」

 

定番ですね。人間、ギブ&テイクです。まずは自分が他者を読んであげる。

どのサイトでも「〇〇字で読みます」ってやってる人が沢山います。

てゆーか、私がやってます(笑) もはやコチラがメインになりました。

利点は、それをやる事で交流を作れるところ。

他の利点は、また詳しく書きます。

 

 Twitter (他SNS)

 

はい、私が一番ちゃんとやってないヤツです。

絶対やりましょう。

NBA(バスケ)とか全然違うジャンルのツブヤキじゃなくて、ちゃんと「小説」にまつわることをつぶやきましょう。(自問自答)

 

 コメント返し

 

これも大切です。

作品の中身云々の前に、作者が前に出てこないと読む気になれないものなんです。

オレオレアピールは重要です。

 

 日誌掲載

 

これもやりましょう。ほとんどの方は、作品よりも日記の方が伸びます。マジで。

エブリスタ以外のサイトでは、コミュニティ機能がほぼ無い為、記事にして人間性を訴える必要があります。

 

 

で、ここまでくると

「そんな押し売り宣伝してPV稼ぐなんて、プライドが無いのか!」ってボーイ達が出てくると思いますので、言っておきます。

 

世の中、そんなもん。

 

小説に限りません。

全ての仕事が、「押し売り」で成り立っています。認知されないことには、始まりすらしないのです。

良い物が売れる」のではなくて、「認知された物が売れる」んです。

どのように認知活動を行うのかが、全てです。

その上で、「作者を全面に出す」というのは、定石中の定石になります。

これを営業活動と言って、世の中の全ての会社の基本中の基本なんですね。

 

営業するのが嫌なら、マーケティングをしてプライドを捨てるしか方法はありません。

 

プライドを守りたいなら、コミュニティ活動を行う。

コミュニティ活動が嫌なら、プライドを捨てて異世界を書く。

どちらも守りたいなら、宝くじ級のくじ引きに参加する。

 

なにやっても同じですね。作るだけじゃ足りないです。