【2021年版』歴代アニメオープニング(ソング)勝手にランキング! 38位~30位

今回はアニメソング、オープニングを語っていきます。

ランキング形式にしていますが、正直、どれもが素晴らしいので序列は無視してください。

 

ランキングに際し、基準を設けます。

・オープニング(以下OP)が与えた影響力の大きさ。

・このアニメといえば、これ! 内容は知らないけどOPは知ってる!

 

この二つが基準です。

OPにより格上げされた! と明白に分かる作品が対象になります。

挿入歌、EDは考慮しません

この基準で、以下が次点作品です。

 

次点作品

 

・少女革命ウテナ

 

これ、ランキングから除外するかは本当に迷いました

ウテナは好きすぎる作品の一つで、「最もバランスが良い作品」のトップです。

話たいことだらけですが、音楽と映像インパクトいう意味では挿入歌の「絶対黙示録」の方が上です。

戦闘への入場シーンであれほど痺れるシーンは、アニメ史上屈指です。

でも、OP限定で語るアニメではないので外しました。

いつか絶対に話します。

本当に大好きな作品です。

 

・カードキャプターさくら

 

今回は次点作品の方が豪華かもしれません。

カードキャプターさくら(以下、CCさくら)も、時代を作った作品の一つです。

ランクインさせたかったですが、「例のアレのOP」に比べて印象的なOPではなかったので、次点となりました。

あぁ「例のアレ」はセーラームーンです。

 

・スラムダンク、ドラゴンボールなどなど

 

アニメ化以前から爆発的な人気があった作品は除外します。

ワンピースとかナルトとかもそうですね。別にアニメのOPとか関係なく人気作なので……。

これを言い出すとキリが無いです。

 

 

・名探偵コナン

 

これも同上。アニメOPの出来不出来は関係なく売れてます

「アニメ<音楽」となった作品の代名詞がコナンで、OPがミュージシャンの広告用MVになってしまった作品でもあります。

コナン以前にもありましたが、その代表作はランクインさせました。(「るろうに剣心」です)

ですので、コナンは外します。

作者と同じ鳥取県出身の私としては苦しい選択でした。

あと、「ゲゲゲの鬼太郎」も入ってません。

作者と同じ鳥取県出身の私としては苦しい選択でした。

 

 

・ダンベル何キロ持てる? バジリスク 武装錬金

 

この辺りも入れていません。

OPは素晴らしく、OPだけで売れていると言っても過言ではないです。

でも、OPのみで……っていうのも密度が低いので、中身の売上高も考慮しています。

あ、「バジリスク」こと「甲賀忍法帖」はめちゃくちゃ好きで、「忍法帖シリーズ」や「魔界転生」の山田風太郎先生は好きすぎるので、また別で特集します。

でも、パチスロのイメージが強すぎるので、今回は外します。

 

という事で、ランキングしていきます。めっちゃ悩みました。

 

 

38位 プリンセス・コネクト 『Lost Princess』

早々にぶっこんで、スイマセン……。

これ、ソシャゲ(スマホゲーム)です。アニメ化もしたのでぶっこみました。

人気のソーシャルゲームですので、やっている方は知っているはずですが、していなければ知らないはずです。

私が現在唯一やっているゲームです。

やっている理由は、OPが良いから

プリコネのOPって中毒性がある上にストーリーへの期待感も高まるので、OPとしては傑作だと思います。

 

 

37位 けものフレンズ 『ようこそジャパリパークへ』

低予算にミステリー要素を加えただけで売れてしまった、奇跡の一作

売れたのは、偶然だと思います。

それを物語っているのが、このOP。

本来の子供向け目的と、ストーリーに込めた大人向け要素が乖離しています。

でも、この奇妙なバランスが異質を生み出しました

妙な違和感が話題となってムーブメントへ発展します。

その一因であるOPは、外せないなーって感じです。

 

 

36位 蒼穹のファフナー 『Shangri-La』

個人的な好き枠です。(以下、個人枠)

歌唱力が高い歌手が好きなんですよ。次にあげる作品も同じ理由です。

このシナリオはかなり面白いのですが、流行り具合としては微妙でした。ちょっと癖が強い。

でも、スタッフは超豪華です。(冲方丁さんも脚本に参加してます)

力がある人達が作った、力のある人が歌ったOP。

実力派という言葉が合う作品です。

色々話したいので、また特集組みます。

 

 

35位 ブレンパワード 『IN MY DREAM』

「蒼穹のファフナー」と全く同じ理由でランクインさせました。

一つ上の順位にしたのは、OP曲の凄まじさ、であります。

脳の血管がブチ切れるんじゃないか? くらいにハイトーンで歌い上げています。一聴の価値ありです。

こちらも実力派の豪華キャストなのですが、アニメ自体は富野監督(ガンダム監督)の謎理論が全開だったので、評価は高くありません。

富野さんがワールドを発動している! って感じ。

そんなマニアック性を吹き飛ばしたのが、OPの素晴らしさ。

曲の凄み!

爆発的な歌唱力をこれでもか! って程に解放しています。

しかも、この曲はメタルです。

メタルの抑圧された苦しさや、暴発的な解放感も全てありました。

メタルマニア的な見解ですが、本作はこの曲に救われていたと思っています。

 

 

34位 けいおん 『Cagayake!GIRLS』

ここから京アニが続きます。

オープニングって、アニメの顏なんです。

でも意外と「顔だ!」って意識されている作品は少ない気がします。

意識はしているでしょうが、実体化していない?

本作「けいおん」は、完全に意識されて作られています

このアニメは「女子高生、オシャレ、ロック」なんだよ! って、ちゃんと表現されています。

中身ストーリーが緩慢なのですが、それもまた女子高生。

オタク文化も含めて、特殊な日本のアニメ形態を表現するにはベストなOPでした。

私も、中身は所々すっ飛ばして見ていましたが、OPは毎回ちゃんと見ていました。

 

 

33位 らきすた 『もってけ!セーラーふく』

んん。

もうちょい順位をあげたかったです。

「歌詞が、何いってるか分からん」シリーズです。「けいおん」もそうですが、この流れは「らきすた」からかな?

京アニのお家芸みたいにしたのも、本作です。

私史上初めてですが、「OPで引かれて、本編を見た作品」です。

こんな経験は初めてでした。

まさに、衝撃!

それまで、曲と映像が合っていないアニメが普通だと思っていたのですが、本作は曲に合わせて映像が作られています

だから、ビシ! っと絵が決まる

見れば分かります。

こういうのって、ディテールの拘りなので、ここまで細部にこだわった作りをしてるよ! って主張で、本編もちゃんと拘って作ってありました。

OPで製作者の意向を伝えるパターン。

その源流になっていたと思います。

 

で、今回は「OP」なので除外しましたが、「涼宮ハルヒ」のエンディングがハマったのが、本作のOPの起源なので、ハルヒのED→らきすたOP→けいおんOP と見ると、時代の流れが理解できます。

 

32位 飛べイサミ 『ハートを磨くっきゃない』

京アニ編終わり。

少し懐かしいところに行きます。

本作のOP今日はジャニーズ事務所TOKIOです。

「忍たま乱太郎」の光GENJIと迷ったのですが、こちらで……。

この当時のTOKIOって全然知名度が無かったのです。

男闘呼組の弟分みたいな感じで、子供人気って感じではなかったです。

でもこの曲が大きく変えたと思います。

老若男女に受け入れられるバンド、アイドル、スーパースターへ駆けあがる一つの契機だったと思います。

本編も好きでしたが、OPの印象は凄く大きかったです。

因みに、当時の土曜日TVアニメのリレーが「飛べイサミ」→「忍空」→「セーラームーン」→「スラムダンク」なんですよね……。

このラインナップでもTOKIOは輝いてました。

 

 

31位 AIR 『鳥の詩』

やっぱり京アニ

極端にお涙頂戴へフォーカスした作品で、一時代を作りました。

OP曲も当時爆発的に人気が出ていたニコニコ動画で流行しました。

本当はOPだけ取り上げて……云々のアニメではないのですが、構成がよく分からんので今後取り上げないと思いますので、今上げておきます。

上述のアニメにより京都アニメーションの時代になるのですが、京アニムーブメントの始まりっておそらく本作です。

それを牽引できるだけの良いOPでした。

 

 

30位 ぼくらの 『アンインストール』

この辺りもニコニコ動画で流行った感じです。

殺伐とした無感情の歌い方が、本編の内容と見事にマッチしていて素晴らしいOPでした。

本作は、一見、こども達がロボットに乗って戦う王道ストーリーに見えますが、ロボットに搭乗すると必ず死ぬ、子供達が戦わないと人類が滅びる。

という鬱要素設定が付いています

作品のシナリオが暗鬱で、問題のありそうなテーマです。

この強烈な設定を予感させながら、ほのかに薄める鬱蒼とした雰囲気が良いOPでした。

 

(続く)

→ 29位~20位